情報化社会を支えているものは、コンピューターです。
そのコンピューターの本質は、計算機です。
プログラムによって、その計算機にさまざまな命令を与えて、人間に便利な機能を提供しているのです。
その計算機であるコンピューターについて学ぶための、基礎の学問が数学です。
数学の発達によって情報化社会が到来したといっても、過言ではありません。
　インターネットは、私たちの生活になくてはならないものになりました。
私たちはもはや、インターネットのない生活には戻れないのです。
それは社会のインフレになった、といってもいいでしょう。
生活に不可欠なものである以上、それを支える人材は欠かすわけにはいきません。
その人材を育てるためには、数学を深く学ぶ必要があるのです。
　数学を深く学び、数学的感性がある人材が広く社会に存在することによって、情報化社会を支える基盤が強固になります。
インド人がIT企業に好まれるのは、数学教育がしっかりなされているからです。
日本においては、受験教育以前に、数学的感性を育てることについて、真剣になるべきではないでしょうか。
そうすることで、自然と数学的素養を持った人材が増えるでしょう。